『はいはい』ってとっても重要
都内近郊にお住まいですと『はいはい』をする期間が短くなりがちです。
それはゲージを設置しないといけない箇所が多い、壁が近いと言った早い段階で掴まり立ちしやすい住宅環境だからと言われてます。
二足歩行が早くできる事に何か問題あるのか、疑問になるところだと思います。
人は歳を重ねる程『はいはい』は辛く感じるものです。
腕にも体重を載せますし、下に向いた内臓を支える為に腹筋をかなり使いますし、背骨が曲がらないように背筋も使います。
二足歩行よりも、高度な動作が要求されます。
スムーズに体を動かす為には、各関節が固定され、体幹と手足をつなげている肩甲骨や骨盤の動きや、背骨が柔軟でなければ出来ません。
現在の人の短距離世界クラスでも時速で換算すると36km/h位ですが、自然界の野生動物は50~70km/h位出すのはあたり前です。
極端な話しになりますが、人間も野生動物と同じぐらいの柔軟性と安定性を手に入れる事があれば同じような動きは可能になってくるバスなのです。
こういう事も含め、乳幼児期の『はいはい』期間が短い事は、運動能力に影響が起こり得るのです。
是非ご家族で『はいはい』をしてみて下さいね。